スイッチ製作1 小さな押しボタンスイッチを
小さな押しボタンスイッチに、コードとプラグをハンダ付けしてみる。
コードの長さを決める。操作する機器の設置場所と、操作者の位置・操作形態などで必要な長さが異なります。一緒に使用するスイッチとコードの長さが揃っているほうが取り扱いが楽です。
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スイッチの端子の間の距離に合わせて、長さを決めます。ニッパーやカッター、ハサミなどを使って、コードを回しながら被覆の周囲を切ります。
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コードの被覆を剥がします(皮を剥くという感じですね)。
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被覆を抜き取ります。
外側の編み線が剥き出しになりますから、ほぐして片側にまとめます。
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すこしねじっておくとハンダ付けしやすいのですが、きつくねじるとハンダ付けの熱が伝わったときに芯線の被覆を痛めてしまいますから、ゆるくねじっておきます。
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芯線の被覆を剥ぎます。先と同じように一周を切り、被覆を抜き取ります。芯線を少しねじっておきます。
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スイッチの端子に合わせて、芯線と編み線を曲げておきます。
スイッチの端子を伸ばします。このスイッチは、回路基板取り付け用なので、基板の穴に通す形で端子が出ています。これを横に伸ばします。端子の表面がくすんでいる時は、酸化(サビ)ている状態ですので、カッターの刃でこすって磨きます。(教科書的には、サンドペーパーなのですが)
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<ハンダ付け>
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ハンダゴテのコテ先をこて先クリーナーに抜き差しして磨いた後(スポンジのクリーナーの場合は、必ずスポンジに水を含ませて、コテ先を擦り付けるようにして拭います)、コテ先にハンダを少量乗せます。(これで、熱の伝わり方が良くなります) スイッチの端子に、ハンダを乗せます。ハンダゴテで端子を熱した後、ハンダをコテの側から当てて溶かす方法です。
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コードの方も、同様にコードの線をハンダゴテで熱した後、ハンダをコテの側から当てて溶かして、コードの線に浸透
させます。
https://gyazo.com/9c0cdfe15708f4f5782515b5401249c1
コードをクリップから取り外し、スイッチの端子にハンダ付けします。
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先に芯線、次に編み線の順です(コードの形を端子に合わせやすく、熱くなく保持できるので)。
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コテ先にハンダを乗せて、線と端子を接触させたところにコテを当てます。ハンダが両者の間に溶け込み、表面が丸くなったところで、コテを離し、固まるまでコードがずれないように保持します。冷える前にコードがずれてしまうと、電気的に接続できていない状態になってしまったり外れてしまいます。息を吹きかけて冷ますのも良い方法です。
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<コードとプラグのハンダ付け>
ハンダゴテのコテ先をこて先クリーナーに抜き差しして磨いた後(スポンジのクリーナーの場合は、必ずスポンジに水を含ませて、コテ先を擦り付けるようにして拭います)、コテ先にハンダを少量乗せます。 プラグの端子の穴の近くをコテで熱し、ハンダを乗せてゆきます。
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コードにあらかじめ、プラグのカバーを通しておきます。(忘れやすいので注意!)
コードは上記と同様に、ハンダを乗せておきます。コードの準備は、編み線をまっすぐ伸ばし、芯線の方を90度曲げておきます。
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プラグの端子の長い方に編み線を乗せ、ハンダ付けします。冷えるまで固定!を忘れずに。
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曲げておいた芯線を、小さい方の端子に接するように曲げます。
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ハンダ付けします。
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長い方の端子の爪を、コードを抱えるように曲げて固定します。
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プラグのカバーをつけます。
スイッチ完成。
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